- 泊まれば寺社仏閣めぐりがより効率的に
御室会館がある「きぬかけの路」とは・・・ - きぬかけの路とは、金閣寺から龍安寺を経て仁和寺へ、3つの世界遺産を結ぶ全長約2.5km(徒歩約30分)の観光道路です。宇多天皇が真夏に雪見をするために衣笠山(別名きぬかけ山)に絹を掛けたと伝えられている故事にちなみ命名されました。平安時代から室町時代にかけて皇族貴族の歴史を今に伝える観光地域でありながら、多くの学校があり京都市民の日常を垣間見ることができます。飲食店も多く立ち並ぶため、ひとたび泊まれば観光に便利なエリアです。
- 京都でできる、一日お遍路
- 仁和寺の裏・成就山の約3kmにわたる山道に、お堂(礼所)が点在し、それぞれのご本尊・弘法大師をお祀りしております。四国八十八ヶ所の写しである礼所を約2時間の行程で全て巡ることができ、これを結願(けちがん)成就すれば四国八十八ヶ所霊場巡礼と同じご利益を得ることができます。参拝道は自然があふれ、小鳥のさえずりや、四季の草花を楽しむことができます。また途中、眼下に広がる京都市内の眺めは素晴らしく、晴れた日には遠く伏見まで望むことができます。
- 門跡寺院と世界遺産について
- 「門跡寺院」とは、貴族や公家が出家して住職を務めたお寺のことを指します。仁和寺は平安時代に宇多天皇が譲位後入寺して以来、30代にわたる約1000年間、天皇家や貴族出身者が門跡を務め、日本で初めて門跡寺院と呼ばれる寺院となりました。そして、近年では平成6年(1994年)に古都京都の文化財としてユネスコの「世界遺産」に登録されました。